ご無沙汰してます、レン・グヴェンドリンです
生まれつきの「旅行したい病」が修学旅行を皮切りに発病して、
2年になって授業が減ったのと、夏休みを利用して、ここ数ヶ月フラフラしてました(設定)
ロマンチック街道とかサグラダ・ファミリアとか青の洞窟とか!(嘘)
大地のヘソとか九寨溝とかエンジェルフォールとか!!(願望)
おかげさまでうっかり学園祭とかやり過ごして、もう、ね…すいませんでした…
とかなんとかやってるうちにぶらりと帰国したので、
そのついでの日本国内旅行のレポでもしようかと思います。
エッフェル塔の写真とかはまた後日にね!(逃)
というわけで今回の旅の目的地は
おれがベイカーストリートをうろうろしている間に(妄想)
いつのまにか世界遺産に認定されていたという、平泉の中尊寺!
写真はぱっと見なんでもない建物だけど、これは風化を守るための「覆堂」。
辿り着くまで意外と登山で一苦労だったけれど
この中には、本当に名前どおりの、豪華絢爛な美術品が納まってました。
金色堂。
立ち並んだ仏様も、螺鈿の柱も、目を奪われるばかり
だけど何よりこれ自体が"コフィン"…お墓だっていうことが
もうなんというかすごいね。
900年、長い。
こっちが本堂。
金色堂に比べると、日本人らしいというかなんというか
慎ましやかで、奥ゆかしい、そんな佇まいの奥で放っている存在感
主を裏切るじゃないけど、おれ、日本の神様ってなんか好き。
なんか良い感じに撮ってみた写真
コマイヌかわいいよコマイヌ!!
もちろん毛越寺も行ってきたよ!
ここはお寺だけど、同時に、
礎石とか池とかが当時のままに残っている"遺跡"なんだってさ。
中でも、平安時代の人口川「鑓水」が残る庭は、日本唯一なんだとか
…平安時代って。
一応、中学校から日本にいるから、歴史は勉強したよ?
鳴くよウグイス平安京。
つまりえーと
2011-794=1217
…ケルズの書と同じくらいの歴史を持った庭、マジぱねぇ
とにかく雰囲気っていうか、様式っていうか、京都風らしいんだけど、
もうとにかく綺麗で綺麗で
中尊寺とはまた違った風貌でおもしろい。
金色堂もそうなんだけど、平泉のお寺の装飾や湖、庭の美しさは、
「浄土」、つまり天国を表現しようとしたもの、なんだって。
そのせいか、京都の寺社に感じる緊迫感っていうか、凛と張り詰めた空気感とは違って
平泉は何時間もそこにいたくなるような、落ち着ける場所だったような気がするなあ。
池中立石は、地震の影響で立ち入り禁止になっていて、残念。
平泉では、芭蕉さんの名残も各所で見られて楽しかったよ!
おれは信じてる。彼は、NINJAだと。
あと栃木でうっかり動物王国に寄り道したりもした。
キリン、でかい!でかい!!
シマウマ多い!!!
鹿はもっと多い!!!
ロバうるせえ!!!
麒麟は本当に伝説の生き物なんだなって改めて痛感した。
そんなこんなで、いやあ東北楽しかったー!!
たまたま、地元の保存会による民族芸能の発表が見れたり
ローカル線の発券機に大興奮したり、まったりした遅延に吹いたり
通りすがりのおばあちゃんが歴史の生き字引きでうっかり立ち話したり
漆塗りの工房のおばあちゃんにまけてもらったり、大量のチラシ貰ったり
新幹線を待つ間、売店のおばちゃんに例の大地震の日の話を聞けたり
あと、はやてとこまちのどっちが早いかとか聞けたり
現地の人との楽しい出会いもあったりして、やっぱ旅行はいいね。
あ、鹿踊りは見損ねた。やっぱ、もっかい行きたいなー
またぶらっとどこかに行くかもしれないけれど、
こんなかんじでおおむね元気です。
表題らしいページが出来てなんだか嬉しい。
夏休みも終わったことだし、そろそろ学業のほうも、もう少しがんばり、ます…!